ソーシャル・エンゲージメント

私が初めてこの「ソーシャル・エンゲージメント」という言葉と出会ったのは、屋久島で行われたTREのディープリトリートでのことでした。nanaさん、Joeさんから受けたポリベーガル理論の説明の中に出てきたのです。

人が生き残るためにストレスや外敵から身を守る反応には、①ソーシャル・エンゲージメント(社会的な結びつき)、②逃走/闘争、③凍りつきの3種類があります。 

 

人間には生まれつき①ソーシャル・エンゲージメントという反応が備わっています。 

 

ソーシャル・エンゲージメントは、つながり、愛、思いやりで生き残りを図るものです。人間が生まれてから最初に使う反応であり、赤ちゃんは、お母さんに微笑んで親子のつながりを強め、世話をしてもらうことで生存を確かにしています。

この状態では、安心や喜びに満ちており、心理的にも神経的にも落ち着いているのです。 

 

人は、まずこのソーシャル・エンゲージメントを使い、これに失敗すると次に交感神経が活性化して②逃走/闘争反応を見せます。

逃走/闘争にも失敗すると③凍りつき反応を示します。活性化している交感神経以上に副交感神経(背側迷走神経)が働いて活動を止めてしまうのです。 

 

人は何よりも、ソーシャル・エンゲージメントを使いたいといわれています。

人と争わなくて済むのなら、争いのない平和な暮らしをしたいと願うのは自然なことと思われます。まして、凍りつきながら暮したいと思う方は少ないでしょう。

 

東日本大震災以降、絆やつながりの大切さがいわれてきましたが、これはまさにソーシャル・エンゲージメントの表れだと思います。互いに気遣う姿は外から強制されたものではなく、日本人の心の内から自然に表れてきました。

 

日本人が暴動をおこしたり略奪しなかったりしたことに対して、外国の方からは敬意の目で見られました。

買い物客がスーパーの棚から落ちた商品を奪わずに、もとの棚に戻している光景には本当に驚いたそうです。

いざという時に、逃走/闘争反応を起こさなかったことが、自分たちとの違いと受け止め、驚きを持って報道されたのだと思います。

 

モラルの低下がいわれてきた日本であっても、愛やつながりが日本社会のベースになっていて、決して失われていなかったことが再認識されました。

震災から3年が過ぎて、あのとき感じた絆は今、どうなっているでしょうか?

 

TREは、逃走・闘争や凍りつきといった反応をソーシャル・エンゲージメントに安全に回帰する力を引き出してくれます。

肉体があるなら誰しも持っている力です。

TREを通して、ソーシャル・エンゲージメントの世界をさらに深める方向に力を尽くしていければうれしく思います。

What's New

クラニオデイ開催されました。

2018年3月27日、クラニオデイが開催されました。

ご来場のみなさま、FB等で応援いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

また、クラニオ・デイの記事をセラピーライフの「業界ニュース」にアップしていただきました。

http://www.therapylife.jp/news/2018/03/327.php 

 

 

雑誌セラピストに記事を掲載いただきました。

セラピスト12月号ボディワーク入門の第2特集で、写真とともにワークを紹介いただきました。

http://www.therapylife.jp/latest/2017/11/201712.php

 

また、Webサイトにも掲載いただいています。

http://www.therapylife.jp/special/2017/11/bodywork.php

 

宜しければご覧くださいませ。

 

 

BCST資格を取得しました。

2017年10月25日、ファイナルプロジェクトの発表をもってBSCT(バイオダイナミック・クラニオセイクラル・セラピスト)の資格を取得しました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

セッションを始めます!

2016年12月1日より、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスのセッションを始めました。

よろしくお願いいたします。