神経系に蓄積されているエネルギーの正体

今まで、神経系に蓄積されたエネルギーを解放していきましょう、ということを書いてきましたが、この「神経系に蓄積されているエネルギー」とは一体何でしょうか?

それは、いまだ完了されていない行動指令のことです。

 

 

逃走/闘争中には脳から多くの指令が発せられて、心臓を最大限に活動させ筋肉が収縮するように指図されます。血液は内臓や体の表面から筋肉に集中します。

 

インパラがヒョウに追われた時、消化にエネルギーを使っている場合ではありませんね。何をおいても逃げることに集中する必要があります。

 

うまく逃げ切った時、インパラは安全な草むらに隠れて振動します。たくさん出された「脚を動かせ!右に行け!左に行け!」といった指令のうち、まだ実行されていないものを自然な振動と共に振り落としているのです。安全な場所で十分な時間を取ります。

 

人間の場合はどうでしょうか?

 

街中で不意につまずいたり転んだりしてしまった時、恥ずかしさのあまり、いち早く立ち去ることばかりに意識が行ってしまいます。

 

本当は、周囲の安全をゆっくり確認する、自分の体が大丈夫か確かめる、時には怖かったことを表現したり痛くて泣いたりする、といった指令を全く無視し、我慢します。

文化的にも、歯を食いしばってでも泣かないことや我慢することが奨励されたりしていますね。

 

指令が出ても完了していない行動は、インパラのように本来は振動で振り落とすことができるのですが、人間は理性で抑え込んでしまいます。

このような未完了の指令が、神経系にエネルギーとして蓄積されていきます。

 

会社で上司に怒られた時、大事な物を壊してしまった時、並んでいて割り込まれた時、無理やり勉強させられた時など、日常的に未完了の指令が数多く出てしまいます。

 

特に、凍りつき反応を起こしてしまうようなトラウマ体験をした方は、さらに激しいエネルギーを蓄えてしまうことになるのです。

 

 

― 指令を出した行動は完了されなければならない ―

 

 

行動指令を完了させるには、実際にその動きを行うか、自然な振動を起こしてエネルギーを解放する必要があります。

 

SEは、ゆっくりと未完了の動きを行いながらエネルギーを解放していく技術といえるかもしれません。

 

TREは、肉体に働きかけながら自然な振動を起こして、この神経系に蓄えられたエネルギーを安全に解放していく技術といえるでしょう。

TREの振動の中で体を自由にさせていると、未完了の動きが出てくる時もあります。

 

TREのエクササイズを習得すれば、日常的に生じる未完了の指令をその日のうちに解決することができるようになります。

 

いずれの方法を取るにしろ、エネルギーを安全に解放しようと思われる方は専門家によるサポートを受けることをお勧めいたします。

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クラニオデイ開催されました。

2018年3月27日、クラニオデイが開催されました。

ご来場のみなさま、FB等で応援いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

また、クラニオ・デイの記事をセラピーライフの「業界ニュース」にアップしていただきました。

http://www.therapylife.jp/news/2018/03/327.php 

 

 

雑誌セラピストに記事を掲載いただきました。

セラピスト12月号ボディワーク入門の第2特集で、写真とともにワークを紹介いただきました。

http://www.therapylife.jp/latest/2017/11/201712.php

 

また、Webサイトにも掲載いただいています。

http://www.therapylife.jp/special/2017/11/bodywork.php

 

宜しければご覧くださいませ。

 

 

BCST資格を取得しました。

2017年10月25日、ファイナルプロジェクトの発表をもってBSCT(バイオダイナミック・クラニオセイクラル・セラピスト)の資格を取得しました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

セッションを始めます!

2016年12月1日より、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスのセッションを始めました。

よろしくお願いいたします。