もののけの森で思う 2 曇りなき眼

もののけ姫の映画の中で、アシタカがタタリ神の呪を受け、呪いに対処する方法をシャーマンとも思われるヒイ様から聞く場面です。

「曇りなき眼(まなこ)で見定めるなら、あるいは呪いを断つ道が見つかるかも知れぬ」

エボシとアシタカが初めて会った場面でも、火薬中のツブテの秘密をなぜ知りたいかとエボシに問われたアシタカが答えます。

 

「曇りなき眼で見定める」

 

自分に掛けられた呪いの源は何であったのか、純粋に知りたいという気持ちが読み取れます。

 

「曇りなき眼」については、インターネットで調べてみましたが色々な解釈があるようですね。

 

 

ところで、ポリベーガル理論を生み出したポージェス博士のつくられた言葉で、「ニューロセプション」というものがあります。

 

「ニューロ」は神経的な、「セプション」はパーセプションを省略したもので知覚を意味します。ですので、ニューロセプションは神経知覚と翻訳されているようです。

 

人には、それぞれが経験したものをベースにして危険を評価し、これに反応しようとする働きがあります。

 

ソーシャル・エンゲージメントで危険を回避できた経験をたくさん持つ方は平穏で幸せな人生を送ることができますが、逃走/闘争や凍りつきで回避している方は常に神経に高いエネルギーを蓄えていくことになります。

 

危険に対する反応が成功すると、その反応ばかりが使われるようになり、やがて「神経的」に自動反応するようになってしまいます。

何を見て、何に反応するかはその人の人生経験そのものを反映しています。

 

この神経に蓄えられる高いエネルギーが「眼を曇らせて」いるのかもしれません。

 

201312月に来日し、ポリベーガル理論を解説してくださったツィッグ氏は、パーソナリティ障害や発達障害もこのニューロセプションが関係しており、神経系のエネルギーを振り落とすことで克服する可能性があるとおっしゃっていました。

 

自然と人間が共生する道を探すには、「曇りなき眼」で見定めることが必要なのかもしれません。

 

神経系に蓄えられたエネルギーを解放していくことで「曇りなき眼」を手に入れ、事実を事実として見定めることが、葛藤から抜け出す第一歩になるのではないでしょうか?

 

もののけの森に入ると、どこまでも静かで、美しい調和を見せてくれているように感じられます。

What's New

クラニオデイ開催されました。

2018年3月27日、クラニオデイが開催されました。

ご来場のみなさま、FB等で応援いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

また、クラニオ・デイの記事をセラピーライフの「業界ニュース」にアップしていただきました。

http://www.therapylife.jp/news/2018/03/327.php 

 

 

雑誌セラピストに記事を掲載いただきました。

セラピスト12月号ボディワーク入門の第2特集で、写真とともにワークを紹介いただきました。

http://www.therapylife.jp/latest/2017/11/201712.php

 

また、Webサイトにも掲載いただいています。

http://www.therapylife.jp/special/2017/11/bodywork.php

 

宜しければご覧くださいませ。

 

 

BCST資格を取得しました。

2017年10月25日、ファイナルプロジェクトの発表をもってBSCT(バイオダイナミック・クラニオセイクラル・セラピスト)の資格を取得しました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

セッションを始めます!

2016年12月1日より、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスのセッションを始めました。

よろしくお願いいたします。