六道輪廻とニューロセプション

先日、NHKBS放送で、仏像拝観手引きという番組が再放送されていました。

彫刻家の薮内佐斗司先生が篠原ともえさんを案内しながら、全国の仏像を紹介するというものでした。

 

 

薮内先生は、彫刻家としての視点から解説してくださるので、見たことのある仏像が、新鮮に感じられました。

仏教がインドから中国を通って日本に伝わるなかで、仏像もインド土着の神々を取り込みながら普及してきたことが分かりました。

 

ところどころに仏教の思想も解説され、その中で六道(ろくどう、りくどう)輪廻という考え方にも触れられていました。

 

人は六道の中で生まれ変わるというものです。

六道には、天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、畜生道があり、次のように解説されていたように思います。

 

天道は、天人が住まう世界です。

人間道は、人間が住む世界であり、今私たちが暮らしているところでもあります。

修羅道は、終始戦い、争う阿修羅の住まう世界です。

畜生道は、ほとんど本能ばかりで生きている牛馬など畜生の世界です。

餓鬼道は、餓えと渇きに悩まされる餓鬼の世界です。

地獄道は罪を償わせるための世界です。

 

仏教の教えでは、どの世界に住んでいても救いの手は差し伸べられると解説されていました。

ちなみに、地獄道にはお地蔵さまが現れるそうです。

「地獄に仏」という言葉もありますね。

 

 

六道輪廻の解説を聞いている中で、この六道は今住んでいる世の中にもあるような気がしました。

人それぞれ考え方が違うように、世界観も異なります。

 

同じ体験をしても、ある人にとっては大きく心を乱される不愉快な出来事となったり、別の人にとっては学びを深める感動の機会になったりします。

 

同じ地球に住みながら、争いに焦点を当てる人もいれば争いの中にも平和を見出そうとする人もいます。

事実と異なる妄想の世界に入ってしまう人もいます。

 

人は状況によって六道の世界の中を行ったり来たりしているのかもしれません。

 

 

ポリベーガル理論を提唱しているポージェス博士は、これをニューロセプションという言葉で表現されています。

ニューロとパーセプションを組み合わせた造語で、日本語でいえば神経知覚となります。

 

人はそれぞれ成長する過程で、並行して神経回路を育て上げます。

よく使われる神経回路は敏感に反応するようになります。

この世は弱肉強食の世界だと思っている人は、争いごとに敏感になるのです。

 

大人の神経知覚であっても、変化させ、成長させていくことができます。

その方法のひとつが、TREといえるでしょう。

TREを継続することで、神経にたまっているエネルギーを解放していくことができ、特定の神経回路からの自由が手に入ります。

 

地獄の中の「仏」とは、この状況の中であっても変化しよう、成長しようという「人の心」であり、その道具としてTREをお使いいただければありがたく思います。

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

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