【由 来】
クラニオセイクラルは、クラニアム「頭蓋」とセイクラル「仙骨」を合わせた言葉です。頭蓋仙骨療法ともいわれています。
歴史的には、オステオパシーから派生しました。
「身体は一つのユニットである」
「身体は自己調整機能を持つ」
など、共通の理念を持っています。
【静けさを入り口にする】
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスは、静けさを入り口にします。
心身に痛みや怒り、悲しみなどのノイズがある時、どんな対処ができるでしょうか?
一つは、それを上回るノイズを生み出すこと。
例えば激しいスポーツ、音楽などです。
あるいは、麻痺させること。
例えば、アルコールやゲーム、ネット。
それらは時に役立つことがあります。
ただ、もともとのノイズはなくなってはくれないでしょう。
クラニオでは、静けさにつながります。
身体がニュートラルに入ると、身体がひとまとまりになり、自ずから健康に向かう力が現れてくれます。
その精妙な力は、誰もが生きている限り働いているものですが、静けさの中でより前面に現れてくれるのです。
速い動き、激しい動きをしていると、それ以上の精妙な力に気づくことはなく、つながることも難しいでしょう。
麻痺していれば、そもそも知覚することは難しくなります。
だからクラニオでは静けさにつながります。
そこには自然にノイズを解消してくれる「いのち」の力が在り、働いてくれている場所なのです。
【効 果】
効果はクライアントとプラクティショナーの関係性の中で、必要なものが現れると感じています。
知覚できる効果もあれば、背後には多くの知覚できない働きがあるように思います。
良くある効果は、次のようなものがあげられます。
・身体が一つにまとまったように感じる
・落ち着いていると同時に生き生きしている
・胃や腸など消化器系の働きが良くなる
・ストレスがかかっても、落ち着いて対処しやすくなる
・ストレスのこわばりが和らぐ
モニターの皆様の声もご参照ください。